夏菜子の覚悟と表情が統一しているGOUNNの世界。

要約:GOUNN の世界観を統一しているのは五蘊の五側面すべてを見せるかのような夏菜子の表情。「私の化身」になることを決意した夏菜子。まあ、ファンの暑苦しい戯れ言です。

GOUNNツアーはLVまでは見れていないので、あくまでMVのみでの理解。きっとライブを見たらまた変わるのだろう。五蘊とはwikipedia によるとこういった内容。

  1. 色蘊(しきうん、rūpa) – 人間の肉体を意味したが、後にはすべての物質も含んで言われるようになった。
  2. 受蘊(じゅうん、vedanā) – 感受作用
  3. 想蘊(そううん、saṃjñā) – 表象作用
  4. 行蘊(ぎょううん、saṃskāra) – 意志作用
  5. 識蘊(しきうん、vijñāna) – 認識作用

前回のアルバム5th DIMENSIONでは様々な星を渡り歩くというコンセプトだった。その世界観を受けて、GOUNNのMVは5色のキャンディーからスタートする。

「サンタさん」はファンにとっては可愛い表情を堪能でき、ホームパーティをのぞき見たような気持ちになれる、実にアイドルらしいMVだった。かわいさを前面に出すという、それまでのももクロとしては珍しいタイプのMV。

そして紅白出場を果たした後の「NEO STARGATE」は、顔をマスクで被い、衣装も含めて世界観を前面に出した意欲的なMV。

『サンタさん』は途中からスタート

今回の「GOUNN」は可愛さと世界観が高い次元で融合している。

歌詞も含めて世界観はしっかりと作り込まれ、表現されている。

いつもの担当カラーもこの世界観に合わせて調整されてる。深みのある五色。この色かなり気に入っている。

曼荼羅が表れるのだけけれど、一つひとつの要素がそれぞれ別のレイヤーになっているので奥行き感が強い。小さな曼荼羅の中で見せるだけの衣装もあるという手の込みよう。その表情はまた白い衣装の時とは異なり、コミカルな表情。

音も非常に厚みがある。ベースを担当するハマ・オカモト氏がこう言っているほど。

MV公開前にOff Vocal音源が公開されたが、楽曲プロデューサーの宮本氏は「出来が良いのでタダで配ってます」と自信たっぷり。

とにかく映像としても音としても緻密。

ダンスのイメージがあるももクロなのに、サビ以外には踊っている姿をほとんど見せず、座って表情を見せることに徹している

5人すべての表情が、いつの間にここまで成長したのかと思わせる表情。驚くほどにしっとりとしていて美しい。さらに、無邪気な表情もお茶目な表情も見せる。なんせ表情の振り幅が大きい。

M a s r

この表情の豊かさがあるので、仏教をイメージする世界観との合わさったときにて、振り幅が大きくなって深みを感じさせる。

曼荼羅シーンでしか見せない表情があるが、夏菜子で言えばここまで違う。

こちらが曼荼羅シーンの直前の夏菜子。

Kanako before

これは、曼荼羅の中に描かれるときの夏菜子の表情。

Kanako after

世界を統一する夏菜子

この可愛さと仏教的な世界を統一しているのはおそらく夏菜子だろう。

不思議な沼の上に座る夏菜子。素足が見えてドキっとするが、もっと驚くのはその表情。(GIFがあるので重たいです。)

Kanako 3

どこかエキゾチックで妖艶。

無邪気な表情、怪しさを感じる笑顔、切ない表情、真顔がミリ秒単位で交錯する。歌っているのだから顔が変わるのは当たり前なんだけど、1フレーム毎に表情として別物である。非常に神秘的。

そしてこちらは、より妖しい表情を浮かべる(画像切換を遅くしてある)

Kanako 1

そして、この切ない顔。

GOUNN-kanako-5

「私の化身になりたい」と歌う時、真剣な表情からふと笑顔になるのだが、その破壊力たるや。化身といいう言葉に説得力がある。上の動画では4:05頃。

Kanako keshin

夏菜子の決意と「私の化身」

QUICK JAPAN Vol.110のインタビューにこうある。

正直、あの場面で一人だけ目立ってしまうのは、やっぱり嫌でした。昔だったら、自分のことだけを考えて、「私、やりたくない」って言ったかもしれないけど、コンサートを全体の画として観た場合、たしかにかっこいいな、とはわかるので。

以前は一人目立つことを嫌がっていた夏菜子だが、それはもうなくなってきている。

そして、夏の日産スタジアムのライブで川上マネジャーから聖火のバトンを受け取ったが、そのことについても、夏菜子なりに決意の表れがみられる。

でも、たしかに、もう川上さんは聖火リレーをしてくれないんだと思う。日産スタジアムでバトンを渡されたんですもんね、私。正直今は恐いです。そんなのできないよって。

でも、最近いろんな仕事でも、何人も言われなくなったんですよ、川上さん。「そこはお前に任せた」みたいな。他のメンバーにはちゃんと指示してるのに、私には「お前が勝手にやれ」って。最初は「なんなの?」って思ってるけど、後々考えると、いろいろわかってくるっていうか。うん、そうですね。

前回の5次元ツアー初日の『ゲッダーン』で見せた笑顔は多くのファンの心を掴んだ

──スクリーンに映る表情といえば、「ゲッダーン!」のソロパートを歌い終えた百田さんの笑顔のアップがとても印象的でした。

ああ、あの笑顔ですね。あの笑顔に救われましたね。素晴らしい。

──あれも岡本さんのほうから「笑って」みたいな指示はしてないんですか?

いえいえ。あれはもう彼女のテンションなんじゃないですかね。あそこでああいう表現ができたのは。

──百田さん自身は自分の顔がアップで画面に映ってるということは知ってたんでしょうか?

いや、無自覚ですね。

そして、同じ記事で振付師の石川ゆみがこう言っている

あの人が笑うだけで周りがまとまってくるんですよ。周りがね、元気になるんです。だからね、リーダーには本当にこのまんまずっと笑っててほしい。⋯(中略)⋯リーダーが元気だとメンバーも元気だし、スタッフも元気だし、お客さんも元気だし。連鎖してるんですよ。だからあの人が中心。ここ何カ月かでそれをすごく感じましたね。なんかあったのかな。自分の中で覚悟みたいなものが

それ以降、テレビで見かける夏菜子の表情はとにかく豊かである。それがこのMVの表情に、今このときの到達として表れている。結実している。

このGOUNNで、夏菜子の表情に大きくフォーカスが当たっていることも、この決意の表れなのではないかと思う。「私は 私の 化身になりたい」と。

おまけ

ヘビとカメと象に支えられる世界は古代インドの宇宙観だということになっているのだけれど。これは1822年にドイツで刊行された文献が起源で、インドとは無関係だそうだ。古代インドの天文学者は5世紀から地球は丸いと認識していたんだって。そんなことどうでも良いんだけどね。

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夏菜子の覚悟と表情が統一しているGOUNNの世界。」への2件のフィードバック

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